♡1%の奇跡♡ノンフィクション

自身のノンフィクションの奇跡なお話。奇跡に触れてみませんか?①から順番に読んでくださいね☆

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

⑨ドクターカーのお医者さん

当たり前に覚えてはいないけど、わたしはドクターカーで病院まで運ばれた。 今まで何度か救急車には乗ったことはあったけどドクターカーは初めてでした。 ドクターカーは救急車と違ってお医者さんが現場まで乗ってきてくれる車です。 お医者さんがヘリコプタ…

⑧携帯電話

わたしは中学生の頃から携帯電話を持っていて、たぶん携帯依存症だと自覚するくらいでした。 学校へ登校するのに携帯電話を家に置き忘れて取りに帰って遅刻してしまうこともあるくらい。 事故のとき、わたしは携帯電話を持ったまま10階から落ちたらしい。 も…

⑦セールス

危篤で意識のなかったときに、わたしの体から切り離された右足は火葬場の人によって引き取り、焼かれました。 足は1Kgほどあったらしい。 火葬場の人が、足を引き取る際にセールスをした。 わたしのこと、助かる見込みがないことを知って言ったのかはわから…

⑥告げられた日

ある日のお昼過ぎ、いつものようにベッドでDVD鑑賞をしていると急に部屋のドアが開いた。 ドアの方を見ると、主治医からはじまり他のドクター達、看護師さん、両親までもがぞろぞろと入ってきてわたしのベッドを囲った。 あまりに入ってきた人みんなの顔が怖…

⑤伝わらない

ICU(集中治療室)にいたとき、わたしはたくさんの管や機械につながれていた。 その中で気管切開という喉を切開してチューブで肺に空気を送ったりするものがあった。 そのせいでまったく声を出すことができなかった。 それを知ったお見舞いに来てくれていた…

④嘘

久しぶりに会った人や初めて出会ったほとんどの人に、 「足、悪いの?」 「事故?なんの事故?」 「かわいそうに、何があったの?」 「まだ若いのにかわいそう。」 とかよく言われる。 でも自分でも、どうしてこうなったのかわからないし、10階から転落した…

③1%の奇跡

たぶんわたしが地獄で働かされて時くらいの話だと思うけど、ドクターは 「助かる可能性は、ほとんどありません。危篤の状態です。会わせたい人全員呼んでください。」 と両親に言った。 最初に危篤と聞いた時、父は上の血圧が200を超えて倒れたらしい。 母は…

②フラッシュバック

わたしは事故の日のことはほとんど覚えていない。 覚えているのは、クリスマス前ということと当時の彼氏と彼氏の友達が2人いてわたしをいれて4人で車に乗っていたこと。 親から聞いて知ったのはマンションの10階から転落したことだけで、なぜ転落したのか何…

①夢?

わたしの体が事故直後だった時の話。 事故にあってから意識が戻るまで3ヶ月ほどかかった。 クリスマス前に事故にあって目が覚めたら3月のわたしの誕生日の少し前でした。 20歳のわたしにクリスマスもお正月もありませんでした。 その3ヶ月の間、ドクター(お…