♡1%の奇跡♡ノンフィクション

自身のノンフィクションの奇跡なお話。奇跡に触れてみませんか?①から順番に読んでくださいね☆

①夢?

わたしの体が事故直後だった時の話。

事故にあってから意識が戻るまで3ヶ月ほどかかった。

クリスマス前に事故にあって目が覚めたら3月のわたしの誕生日の少し前でした。

20歳のわたしにクリスマスもお正月もありませんでした。

その3ヶ月の間、ドクター(お医者さん)もわたしの家族も大変だったと思います。

母に

「あんたは眠ってたからいいよねー。」

なんて嫌味を言われたりしましたが、その3ヵ月の間わたしも辛い経験をしました。

 事故にあって意識の戻るまでの話をします。

それは、たくさんの人がいる中で孤立して働かされている夢。

その働かされているところは地獄のような所でした。

休憩することも眠ることも許されなくて食べ物も飲み物もない。

 そして、体が動かなくなった時、白い着物を着た女の人が来て青色の温泉のような所に連れていかれた。

青色の温泉のような所から出ると、目の前には一本道があった。

わたしは、その一本道を歩いた。

すると、その道が二つに分かれていて、どちらか選んで進むと次々と分かれ道にぶつかって、ぐるぐる同じようなところを歩いていました。

そして完全に迷ってしまって、やっと自分がいるところが迷路の中なんだと気づいた。

 どれだけ歩いても出口にたどり着けなくて、歩き疲れて座り込んでしまって初めて死ぬかもしれないと思った。

 諦めてしまったときに、父の声が聞こえた。

「みゆーーーー!!」

て何度も何度も。

 わたしは一生懸命に父の声がする方向へ走った。

ずっと走っていたら、道の先に黄色い光が見えた。

その光の中は飛び込むと父がいた。

わたしは病院のICU(集中治療室)のベッドの上でたくさんの機械や管につながれて寝ていた。

 後から聞いた話では、意識の戻らないわたしにむかって父はずっと呼びかけていたらしい。

 元気になって、迷路の話をしたら父は、

「俺の声が届いたんやな、感謝せいよ。」

と笑って言って、母が

「わたしも呼びかけてたのにわたしの声は聞こえなかったん?最低ー!」

と、ムッとした顔で言う。

 もしかしたら、わたしがいた迷路は俗に言う三途の川とか御花畑のような場所だったのかもしれない。

もしそうなら、父の声が聞こえてなかったら今わたしは存在いなかったと思います。

 お父さん、ありがとう。