♡1%の奇跡♡ノンフィクション

自身のノンフィクションの奇跡なお話。奇跡に触れてみませんか?①から順番に読んでくださいね☆

②フラッシュバック

 わたしは事故の日のことはほとんど覚えていない。

覚えているのは、クリスマス前ということと当時の彼氏と彼氏の友達が2人いてわたしをいれて4人で車に乗っていたこと。

 親から聞いて知ったのはマンションの10階から転落したことだけで、なぜ転落したのか何も言わなかったのでわたしからも触れないようにしている。

 本当に今でも思い出せないのだけれど入院期間の真ん中頃、2つ目の病院へ転院した頃からある場面が頭をよぎるようになった。

たぶんフラッシュバックというものなのかな。

夢の中でもその場面を見るようになって、今でもずっと苦しめられている。

 それは、わたしが高いところから落ちそうで当時の彼氏がわたしの腕を掴んでいる状態。

わたしは彼に

「助けて。助けて。」

と言っている。

でも彼は無表情で、最後、、、

「い・や。」

そう言って手を離してわたしは落ちる。

その場面が頭をよぎってさ涙がでる。

心臓がバクバクする。

でも、もしそうなら事件になっていたはず。

それに、よくわたしの祖母が、

「みゆが自分でなった体なんやからー・・・」

と言うから、もしかしてわたしって自殺未遂?なんて思ったけど事故のときべつに病んでたわけでもないしそんな心当たりもない。

ちゃんと真実を知りたいけど、なんか怖いしやっぱり聞かないほうがいい気がするからいまだに真相はわからない。

 そういえば、わたしが元気になってから少し働かせていただいていたBARへ事故のとき一緒にいた彼の友達の1人がお店に来た。

むこうは、とてもビックリしていたから偶然来たのだと思う。

その彼の友達は泥酔していて大声で

「みゆー。みゆー!なんで生きてるんー?」

と叫んだ。

すごく怖かったので目を合わさずに無視をして、わたしはお店をでた。

そしてBARを辞めた。

生きてて悪かったね。